着物を綺麗に、美しく着こなしていく為に、着用後はしっかりと汚れやシミの有無を確認する事が大切ですので、今回は特に注意してみておくべきポイントをいくつか紹介致します。
大前提として着物全体をよく確認する為に、着物をしっかり広げておきます。最初に見るべきポイントは、着物の中でも特に汚れやすい裾付近で、裾は最も地面に近いということもあり、どんなに気を使っていても埃や汚れ、そしてほつれを完璧に回避する事ができませんので注意深く確認することは必須です。
そして、着物のメインでもある上前部分に関しても、食べこぼし等がないかを中心に汚れを確認していき、万が一汚れや食べこぼしがあった場合は早めにちゃんとしたお手入れを行うことが大切です。
また、女性の場合はメイクをする関係上、たった1度の着用でもどうしても襟にファンデーションが移ってしまったりしますので注意しましょう。
どの箇所の汚れもパッと見て分からない程度の物でしたら、すぐにお手入れをすることで簡単に綺麗にできますので、仕舞う前にお手入れをすることが重要だったりするのです。